TAKEHOPE Co.,Ltd.
株式会社タケ・ホープ

清掃・鳥害・工事事業部
Tel-call
(東京) 03-
3229-2168
タケホープの施工事例集 タケホープ:サイトマップ .
 施 工 N O T E [#H-004] 
【工事名】
【分類】
開閉式鳩除けネット施工(ベランダ編) 鳩対策/鳩駆除
【状況】 【現場種別】
バルコニーのハト除け防鳥ネットを「開閉式」としたい ビル・マンション・工場・施設

  
 バルコニー鳩害対策の主力であるハト除けネットですが「開け閉めできるようにしたい」という要望があります
開閉可能な鳩ネット【開閉式鳩除けネット施工】の施工を紹介します
■鳩除けネットの基本は「開閉しない」「すき間が開かない」■

 ●ベランダの鳩除けネット施工では「鳩を入らせない!」、「すき間を開けない!」が大前提となります。
  施工後の鳩の侵入防止を効果保証する上で基本的にネットはすき間が開かない状態を長年維持
  する工事を心掛けております。
  つまり通常の鳩除けネット施工はすき間なく施工し「開閉しない」状態が基本となります。
     
 【ネット施工の基本イメージ】
周囲はネット固定器具ですき間が開かないよう台風や強風に耐える施工をします。
  【基本的には開閉しません】
標準的なネット施工は(開閉しない)耐用年数10年、施工保証5年の高耐久鳩ネットです。



■開閉式鳩除けネット施工(ベランダ編)の施工■


  【開閉式鳩除けネットの注意点】(デメリット)

◎ネットや金具に物理的な負荷がかかる為、耐久性が落ちる(壊れやすい)
◎開口部にすき間が開いたままだとハトが入ってしまう危険性がある
◎通常の鳩ネットの素材よりやや太い素材を使う為(比較的)目立ちやすい
◎5年間の効果保証や施工保証がつかない(非開閉部分は除く)
◎通常の鳩除けネット施工より施工費が高くなる
 
     すき間はハトの狙い目...


@カーテン式(スライド式)ネット施工

 ネットを大きく開きたい場合に取る方法でネットをカーテン式にスライドさせる開閉方法となります。
 スライド部分は(開く範囲)ワイヤーを張りネットと接続したリングでネットが動く仕組みです。
 
ネット素材
   
         
ネットはポリエチレン製(黒色)
12/6 高密度PE・50ミリ目幅
  単糸ネットよりやや太いですが50ミリ目の目立たない素材です   こちらは「防球ネット」の開閉式でベランダ以外の施工で使用

※開け閉めによる物理的な負荷がかかる為、通常の開かないネット施工より太目の素材となります。
※ベランダでは見た目も重視される為、黒色の50ミリ目幅・撚糸素材の高耐久ネットを使用します。
 (ベランダ以外の開閉式ネット施工では「防球ネット」を使う事もあります)

施工手順
     
躯体(壁)に穴を開けてアンカーを打設します(M6程度のアンカーを使用)   アイナットを設置
ネット保持ワイヤー(周囲)設置箇所
     
     
ネット保持ワイヤー張り
(ステンレスφ2ミリ程度のワイヤー使用)
アイナットに保持ワイヤーを通しネット周囲の固定部分とします
     
     
ネット張り(ロープ作業中)
保持ワイヤーにネットを張り込みます
  周囲ワイヤーの大きさに合わせてネットを裁断して固定
     
     
ネットがスライドする箇所のリング設置
ネットと保持ワイヤーの結束部になります
  ワイヤーに通ったリングによりネットがスライドする仕組みとなります
     
     
ネットの折り返し部も張り込みます   ネット開閉部(カーテン状に開く部分)はアルミバーを使用しバーにより開け閉めできます
     
     
アルミバーを保持するリングはスライドしやすい大きめの物を使います   アルミバーはマジックテープにより閉める形となります(観音開き型、バー同士を固定)
     
アルミバーを片側のワイヤーにマジックテープで閉める形(片開き型)   ネットを開けた状態
バーをスライドさせて開きます
     
     
【施工後】 観音開きタイプ   【施工後】 片平開きタイプ


作業方法

◎カーテン式の(開閉型)ネット施工では、ネットをスライドさせるワイヤーを外壁側に設置する事が多いため「ロープアセクセス作業」による工事となります。
◎ベランダの形状や大きさによってはスライドさせるネットを内側に設置してベランダ内から施工する事もできますが、機能上問題が出る場合もありますので現場ごとの検討となります。
◎躯体(壁)に穴を開ける作業が含まれますのでドリル音など施工中の騒音が発生します。
◎開閉する頻度や開閉範囲などによっても仕様や施工方法が変わって参ります。



Aフック式ネット開口部施工

 ベランダからの避難用開口部やメンテナンス用の開口部を作る際に施工する方法となります。
 通常に張ったネットに開口部をくり抜き、2重にラップさせたネットをフック留めします。
 出はいりする際はフックを外して開口からの出入りが可能です。

施工例
     
【避難用開口部】
施工した防鳥ネットにくり抜きの開口部を設置して重ねたネットをフック止めしてます
  フックを外すと開口部のネットが開く状態になり出入りが可能です
     
     
避難設備のある箇所に開閉型のネットを施工する場合があります 【メンテナンス用開口部】
中のメンテナンスのために人の出入りができる大きさの開口部をフック式で設置
     
     
バルコニーからの通行の為に開閉型のネットを施工   フックは簡単なタイプからカラビナ型の留め金とあります



Bカーテンレール式ネット施工(参考)

 ワイヤーにリングで接続したネットをスライドさせる方式ではなく、工業用のカーテンレールにネットをつけてスライドさせる「カーテンレール式ネット施工」もあります。
 通常はベランダでは施工しない仕様で工場や駐車場などで実施する方法となります。

施工例
     
カーテンレールを開口部の上部に設置して、家庭用のカーテンと同じ仕組みでネットがスライドします。   レールを中央でラップさせて両開きにする方法となります。(すき間を出来るだけ作らないため)
     
     
開いた状態 閉めた状態

◎カーテンレール式ネット施工は別の施工NOTEで紹介いたします。



■施工情報■

 施工概要   ■開閉式ハト除けネット施工(ベランダ編)
 【ワイヤーにネットをスライドさせる方式】

@アンカー・アイナット設置
A高張力ワイヤー張り
BPEハト除けネット設置(50ミリ・ポリエチレン製・黒色)
C開口部バー設置、留め具(フックやマジックテープ)

お見積りの目安 ベランダの開閉式鳩除けネット施工(スライド方式)
 1箇所あたり 80,000円〜120,000円 (大きさや仕様による)
 ※外壁面はロープアクセス作業により対応

ベランダの開閉式ネット施工(フック止め開口部)
 1箇所あたり 5,000円〜15,000円 (大きさや仕様による)

株式会社 タケ・ホープ
〒164-0012 東京都中野区本町6-22-19
 電 話 : 03-3229-2168(代表)
 F A X : 03-3229-2165
Mail
お問合せ先メール
take@takehope.co.jp
このサイトに掲載している情報の無断転載を禁止します。
   Copyright (C) 2000- TAKEHOPE Co.,LTD.All right reserved タケホープ
TOPへ