東京の清掃会社・鳥害対策・外壁工事会社

プロの清掃道具紹介

プロの清掃道具紹介をご紹介!!

プロの清掃道具紹介

プロのビルメンテナンス業者が使う清掃道具を紹介します。
随分といろいろな種類があるものです。
ご家庭で使われているお掃除道具も、業務用として使われています。

清掃用具一覧(カテゴリ別)クリックすると詳細にジャンプします。

モップ・モップしぼり器

ほうき・ちりとり

たわし・スポンジ・ブラシ類

窓そうじアイテム

掃除機

ハードフロアー用マシン・アイテム

カーペット用マシン・アイテム

清掃用機械

清掃小物

清掃用装備・保護アイテム

モップ・モップしぼり器

T字モップ ●T字モップ
大正時代にアメリカから来たもので日本人の習慣や体格にあった清掃道具として使われている。 房糸を台木に帯状のブリキで固定しており木製の柄や横木が広く使われているが、最近ではプラスチック製(写真)のものも増えている。
機能面や経済性でビルメン業者以外でも最も多く使われているモップ。
スプリングモップ ●スプリングモップ
T字のように房糸を固定せず、糸の交換を便利にするため、スプリングで糸を保持する構造のモップ。 房糸を上にするか、吊るして保管するようにする。
ワンタッチモップ ●ワンタッチモップ
柄と房糸が分離し、脱着が容易にでき、房糸を洗うのに便利である。
柄の長さを調節できるタイプのものもあり、使用者の操作性が高い。
他の特殊な種類のモップとして、プレスモップやばれんモップなどがあるが、日本では多くは普及していない。
ダストモップ ●ダストモップ(乾式プレーンモップ)
体育館など広い場所で、拭き・掃きができる。ホコリを取るためのモップであり、濡れている床には適さないので乾式モップの部類に入る。 房糸に少量の油を染み込ませホコリを吸着させて使用するダストコントロール法として使用する化学モップもある。 不織布を使用し静電気の作用で集塵するものもある。
ダストクロス型モップ ●ダストクロス型モップ
近年開発された乾式のモップで、使い捨ての不織布(科学繊維)を頭部に固定して使う。 床を押して使うことにより、ホコリ・塵を不織布に付着させて除塵する。 広い面積の床の除塵に効率がよく、ハンドルが自由に曲がるのでスムーズに作業ができる。 近年幅広く普及している。
プレートモップ ●プレートモップ(ワックスモップ)
ワックスを効率よく塗るためのモップで、長方形のヘッドの部分にナイロンやアクリルの糸など(高級なものではムートンの毛)を装着して使用する。
広い面積のワックス塗布作業に適しており、ワックスモップタンクと併用して、伸ばすようにして塗布する方法で使用する。
スポンジモップ ●スポンジモップ
床の水拭き用として使われるモップで、ヘッドの部分がスポンジとなっている。
吸水の度合いを調節して、広い場所から繊細な場所まで広範囲に対応できる。
レバーでスポンジを簡単に絞れる構造となっており、使い勝手がよい。
ローラー型モップ絞り機 ●ローラー型モップしぼり器(モップスクイザー)
日本では戦前から広く使われていたモップしぼり器で、2本のローラーの間にモップを入れ、ペダルを踏んでモップを挟み、引くと絞れる。
バケツの機能もあり利便性があるが、ローラー部分のみをバケツに引っ掛けて使用するモップリンガーというタイプもある。
ギヤプレス型モップ絞り機 ●モップしぼり器(ギヤプレス型)
代表的なモップしぼり器でアメリカで広く使われている。 床維持剤・ワックスなどの絞りに使用するのに便利である。 大型のバケツにつけて使用し、しぼり具合やしぼる位置を加減できるので非常に使い勝手がよい。 近年はシーウェイ型のモップしぼり器も普及しているが、ギヤプレス型と機能上は似たものである。

ほうき・ちりとり

自在ぼうき ●自在ぼうき
自在ぼうきは日本人が考案したもので、頭部のブラシと柄の部分が動くようになっている。 ブラシは馬毛で薄く繊細にできているので、細かい部分まで掃くことができるが、凹凸のある場所では不向きであり、静電気を帯びやすい。
建物館内や部屋内の清掃に使われる。
幅は30センチと45センチ・60センチのサイズが主流。
座敷ぼうき ●座敷ぼうき
畳や板の間の掃除に使用される。天然草を使用しており比較的柔らかいので、室内用である。 最近では柄の短いものや腰の強いものもでており、幅広い用途に使用されている。
シダぼうき ●シダぼうき
耐水性があり腰が強いので、玄関やベランダなど屋外の掃き掃除に適している。 しかし、使用しているうちに先のシダがめくれたり、曲がったりする。 先が曲がりにくいように補強してあるタイプもある。
竹ぼうき ●竹ぼうき
腰が強く比較的大きなものも掃くことができるので、屋外に使用する。サイズも大きいため細かい場所を掃くことはできない。
最近では竹の代わりにナイロン製のものもあり、腰が強いため落ち葉掃除用のホウキとして使われている。
小ぼうき ●小ぼうき(刷毛)
小型のほうきで家具や細かい部分のホコリを払うのに使う。 古くから使われている子ぼうきは毛が天然草で、腰が柔らかい。 ドアやサッシなどの溝の掃除に使用される。 毛の種類は多種類ある。
刷毛は繊細な部分のホコリ取りなどに使い、毛は柔らかい。
押しぼうき ●押しぼうき(フロアブラシ)
アメリカから入ってきたほうきで、障害物のない広い場所で床面を押して使う。 「おがくず法」(湿ったおがくずを床にまくことで、ホコリを吸着させ掃き取る方法)にはこのほうきを使う。
毛の素材はシダや塩ビなど数種類ある。
鉄道チリトリ ●三つ手ちりとり(鉄道チリトリ)
屋外・屋内のちりとりとして幅広く使用されている。 駅などで多く使われているので、鉄道チリトリとも呼ばれる。 比較的大きな掃き込み口の為、大きなゴミの収集もできる。
ゴミを拾うのに便利なハサミつきのものもある。
文化チリトリ ●文化ちりとり(改良ちりとり)
立てると中のゴミが外に出ない仕組みになっており、移動しながらの掃き掃除に適している。 比較的細かいゴミも取れるように掃き込み口が繊細にできている。 最近は細部に工夫がされたプラスチック製のものがよく使われている。
片手チリトリ ●片手ちりとり
家庭用のちりとりとして多く使われている。 少量の塵・ゴミは取れるが、大きなものはこぼれてしまう。 収納が邪魔にならない。

たわし・スポンジ・ブラシ類

亀の子たわし ●亀の子束子(パームたわし)
汚れを擦り洗うときに使用する。 流し台、洗面、浴槽、タイル面の清掃に使われる。 水分との併用で洗浄効果が発揮される。 素材はシダやナイロンのものもあり、使用目的により使い分ける。
尚、亀の子束子は商品名の商標である。
棒たわし ●棒たわし
柄つきたわしとも呼ばれ、トイレなどの衛生器具の清掃に使われる。 手の届きにくい場所などに使用される。 素材はナイロン・シダ・スチールなどがあり固さが異なるので素材との組み合わせで使い分ける。
金たわし ●スチールウール・金たわし
かさ高固着物などをこそぎ落とすときに使う。 金属のたわしの為、汚れ以外の建材に傷をつける可能性が高く、金属に対しては特に注意が必要である。 物理的に汚れを落とす場合に有効。
スポンジ ●スポンジ
水分を保持しながら汚れを物理的に落とす道具で、大きさや材質は多種多様。
洗浄面に対して汚れ具合や建材の傷つきやすさを考慮して使い分ける。
小範囲の洗浄に使用するが柔らかいスポンジ面と硬質のパッド面がついているものが便利である。 
最近ではメラミンフォームの材質で、水だけで汚れを落とすスポンジもある。
デッキブラシ ●デッキブラシ
床面をこすって清掃する場合に使う、水を使いながら洗い流せる場合に有効に使える。 毛はナイロンの他にシダ・ワイヤーなどがあり場所によって使い分ける。
柄が外れて、ハンドブラシとして使えるものもある。 
ハンディーパッド ●ハンディーパッド
床みがき器のパッドのハンディー版で業務用のクリーニングでは多用されている。 色によって目の粗さが異なり、薄い色の白に近づくほど目が細かくなる。 汚れや建材の強度にあわせて使い分ける。
柄のついた専用パッドハンドルに装着でき、立ったままの作業もできる。
ハンドパッド ●ハンドパッド・ハンドブラシ
ハンディーパッドに取っ手がついたもので、長時間・広範囲の作業に適している。 またブラシ状のものは、部屋の隅や凹凸面など機械の届かない部分の洗浄にも用いる。
ワイヤーブラシ ●ワイヤーブラシ(金属ブラシ)
ガスレンジのこびり付いた油汚れや固着した汚れに対して使用したりする。 金属のブラシなので特殊な汚れを落とすときのみに使用される。 毛のブラシに糸くずがからまったときなどにも使用できる。 
傷のつくことを想定した建材にしか使用できない。
洗車ブラシ ●洗車ブラシ
洗剤と水を使った広範囲な洗浄を行うときに使い勝手がよい。
壁などに洗剤を塗布するために使用することもある。
浴室のカビ取りを行う際に、カビ取り剤を塗布するのに使うと効率がよい。
網戸ブラシ ●網戸ブラシ
やや柔らかめのブラシに取っ手がついたもので、網戸の水洗い洗浄用に使う。
柄がついて機能的なため、大量の清掃を行うときに良い。
ブラインドクリーナー ●ブラインドクリーナー
日常のブラインドのホコリを除去する為にブラインドの間に挿入することにより清掃する方法で使う。
ブラインドの羽数枚を一気に拭き取れるので、面倒な作業も効率がよい。
歯ブラシ ●歯ブラシ
細かい部分の汚れを擦ったり、かき出したりして使用する。
サッシや機械の溝など、繊細な部分の掃除に便利で、日常使っている歯ブラシでも清掃道具としては重要な役割を果たす。

窓そうじアイテム

スクイジー ●窓用スクイジー
窓ガラスのクリーニングに使用し、汚れや水滴をゴム部分でかくことにより効率的に窓ガラスの清掃ができる。 柄は真ちゅうかステンレスが主流で、良質のゴムがついている。 幅は30センチから50センチの数種類がある。 専用の長い柄をつけると高所のガラスにも使える。
ウォッシャー ●ウォッシャー
窓用スクイジーと併用して使うことが多く、洗剤の水溶液をつけ、ガラス面に塗布するために使う。 洗剤をガラス面に塗布する効果と同時に汚れを落とす効果もある。
毛はアクリル製が多く、柔らかく高い吸水性を持つ。
高所洗浄ワイパー ●高所洗浄用ワイパー
手の届かない高所の洗浄を行う道具。 柄の部分が伸縮自在で適度な高さに調節できる。 ウォッシャーとスクイジーがついており、高所のガラス洗浄に使われている。 5~6メートルまで伸ばせる。
先端がスポンジ状のタイプもあり、壁面の洗浄などに使われる。
カミソリフォルダー ●カミソリホルダー(三枚刃)
ガラスや磁器質の建材を清掃する時又は、固着物を落とすときに使用する。 カミソリをアクリルの板に挟んで固定している。
表面が平らな建材にのみ有効な道具で、傷がつかないよう刃の取り扱いには注意を要する。 三枚刃が最もよく使われる幅になるが、一枚刃や四枚刃なども使われる。
サッシブラシ ●サッシブラシ
窓サッシの溝掃除用のアイテムで、溝のゴミやホコリをブラシの部分でかき出す。 ブラシと反対側の部分にはヘラがついており、タオルと併用して使うことにより精度の高い溝掃除が行える。

掃除機

真空掃除機 ●真空掃除機(ドライ型)
ゴミやホコリを吸い上げるバキュームで家庭でも一般的に普及している。 ホコリや塵をモーターとファンで機内に送り込みフィルターで除去し、繊維や狭い隙間のゴミも除去できる。 一般のものは微細なホコリについては空気中にまき散らしてしまう。 コードレスのものや肩掛け式の真空掃除機もあり、機種は様々である。
ウェットバキューム ●ウェット型真空掃除機
水などの液体を吸入することができ、床面洗浄における汚水の処理に利用される。 構造はドライ式の掃除機を基本的に同じであるが、フィルターや水が重力で下に落ちる仕組みなど水に強い構造になっている。
吸水スクイジーが固定式のものとホース式のもがある。
クリーンルーム用真空掃除機 ●クリーンルーム用真空掃除機
高性能な特殊フィルターを装着した乾式の掃除機で、病院や精密機械工場などの除塵用に使われる。 多重の高性能フィルターで、微細なホコリでもまき散らすことがなく、強い集塵力を有する。
フィルターはHEPAフィルターやULPAフィルターなど高性能な特殊フィルターが使われているが、近年では一般の真空掃除機にも採用される例がある。
アップライト型真空掃除機 ●アップライト型真空掃除機
ホースがなく、本体の下部から直接吸い上げる構造となっており、カーペットの除塵に使われる。 吸い込み口に回転して上下するブラシがあり、カーペットの毛(パイル)を叩いて吸い出すようになっている。 小回りがきかず、音が大きく、微細なホコリはまき散らすと言われていたが、高性能なフィルターを装備したものもあり、病院や精密機械工場のカーペット清掃などに使われる。
スイーパー ●スイーパー(動力掃除機)
道路や屋外、広大な面積の集塵作業を行うための大型掃除機。
手押しタイプのものから自走式、乗車式とあり、エンジンやバッテリーで駆動する。 広い敷地を持つ工場や倉庫などで使用される。

ハードフロアー用マシン・アイテム

ポリッシャー ●床みがき機(ポリッシャー)
モーターによって円形のパットやブラシを回転させ、床面をこすって洗浄する機械。 または、床のワックスの研磨(バフ)やドライクリーニング法にも使用する。 サイズ、回転数とも多種類あり、一般的に使われるのは円径12インチ~16インチのもの。ブラシを2つ・3つ装着するタイプもある。 ハンドルの角度は何段階かに倒れ、操作により前後左右自由に移動できるが、ある程度の熟練が必要である。
タンクつきポリッシャー ●洗浄液自動供給式床みがき機(タンクつきポリッシャー)
左手のレバーをにぎるとタンクに入った洗浄液が回転するパッド・ブラシに供給される仕組みになっている。 事前に洗浄液を床に塗布する手間がなく、作業上効率的である。
床面の表面洗浄時に使用し、ビルメン業者の基本機材である。
安全型ポリッシャー ●安全型床みがき機
2つ以上の回転部分がついていて、普通のポリッシャーに比べて操作性も簡単で安全である。 カーペットクリーニングやドライメンテナンス、部分的な床洗浄作業に使用することがあり、、熟練を要さない作業員でも簡単・安全に使用できる。
タンクつきのものもあり、使いやすさに重点が置かれている。
階段用ポリッシャー ●階段用ポリッシャー
8インチの最も小型のポリシャーで、ハンドルは伸縮式になっている。 階段や狭い部分の床面洗浄の為のポリシャーで、広い部分に使うには効率が悪い。
ハンドルを外してモーターの上部についた取っ手をもって作業することも出来る。
自動床洗浄機 ●自動床洗浄機
タンクつきポリシャーとウエット型の掃除機を組み合わせた構造になっており、前方のブラシが洗浄液と共に床を洗浄し、後部のスクイジーが汚水をかき集め、直ちに掃除機が吸い上げるので、作業工程が収縮される。 乗用式・自走式のもの、バッテリー式・エンジン式のものと様々ある。
広い面積の床面洗浄に適しており、細部の洗浄は難しい。
バーニッシャー ●バフマシン(バーニッシャー)
超高速でパットを回転する性能を持っており、床面のバフィングに使用する。 ドライ方式による床のメンテナンスにより床維持剤の層を高速回転により磨き、皮膜の強化、光沢の復元に使用する。 近年では床が汚れる前に予防清掃を行う方式が多く取り入れられ、日常的な床磨きにバフマシンが導入されている。 スプレーを装着できるタイプもあり、効率よくスプレーバフ作業が行える。
駆動はバッテリー式やプロパンガス式のものまである。
円形パッド ●パッド
床洗浄のポリシャーに用いる。 通常、白・黄・赤・青・緑・茶・黒の色があり、白になるほど粒子が細かく、黒いなるほど粒子が粗く、研磨力が強くなる。 バフ作業は粒子の細かいバーニッシュ用パッド、表面洗浄は中程度の粒子のパッド、剥離洗浄は粗い粒子のパッドを使用する。 サイズも各種ある。
パッド台 ●パッド台
ポリッシャーをパッドによって洗浄作業を行うときに使用するパッドの土台部分。。 パッドを貼り付けれらる形状になっている。
木製のものとプラスチック製のものがある。
円形ブラシ ●円形ブラシ
ポリッシャーに装着し、凹凸のある床の洗浄や、研磨バフかけなどに使用する。 毛がナイロンの他にワイヤー、シダ、混毛、タイネックスなどの種類がある。 床の材質や汚れ具合により使い分ける。
飛散防止カバー ●飛散防止カバー
床洗浄作業でポリッシャーの回転により洗浄液がまわりに飛び散るのを防止するために、ポリシャーの外周い装着する。 マジックテープになっている。
ポリッシャースタンド ●ポリッシャースタンド
床洗浄作業で、ポリッシャーにパットやブラシを装着する際に、ポリッシャーを倒すためのスタンド。 安全に作業できる。
フロアースクイジー ●フロアースクイジー(かっぱぎ)
床の汚水を集め取るために使用する。 頭部はゴムで汚水を引き集めるように使い、水取りなどに回収する。 床の表面洗浄の作業の道具として多く使われている。 両端が曲がっているものは押して使うタイプのスクイジーで広い場所で効率的に作業できる。 ゴムの角度が調節できるタイプもある。
呼称は床水切りやドライヤーなどメーカーにより様々。
水取り ●水取り(鉄道型)
フロアースクイジーとセットで使用する汚水回収用ちりとり。
形状は鉄道型チリトリだが、先端にゴムがついており床面の汚水を回収・保持しやすい構造になっている。

カーペット用マシン・アイテム

カーペット用ポリッシャー ●スクラバー洗浄機(カーペット洗浄用ポリッシャー)
カーペット洗浄のディープクリーニング方式に使用するポリッシャー。 タンク部にカーペット用洗浄液を入れ、レバーで調節しながら洗浄する。 タンクつきポリシャーと構造が似ているが、洗浄液の供給が円滑になるよう工夫されている。 カーペットにブラシを回転させ、洗浄液を発泡させて洗浄するシャンプークリーニングとして使う。 純毛のカーペットの洗浄には適さず、化学繊維系カーペットのクリーニング法に使われている。 重汚染に適した洗浄機。
ローラーブラシ洗浄機 ●ローラーブラシ洗浄機
カーペット洗浄用の機械で、タンク内に入れた洗浄液が泡となってローラー型のブラシに供給され、パイルの表面をこするように回転する方式。ドライフォーム方式とも呼ばれる。 泡により多量の水を噴射しないので、比較的カーペットを傷めず乾燥も早い。 純毛のウィルトンカーペットの洗浄などに使用される。
エクストラクター ●エクストラクター洗浄機(カーペットリンサー)
洗浄液噴射部とウェットバキュームの2つの構造を持つ機械である。 ウォンド(操作杖)の先端のノズルから洗浄液を噴出させ、同じく先端についた吸引口から直ちに吸引する構造になっている。 大量の洗浄液で汚れを落とす作業法で、化学繊維系のカーペット洗浄に適する。 洗浄液の代わりに水や温水、消泡剤を使い、シャンプークリーニング後のすすぎに使う場合もある。
スチーム洗浄機 ●スチーム洗浄機
カーペット用の洗浄機械で、給湯器で高温水をつくり、これを洗浄機側のウォンド(操作杖)の先端のノズルから蒸気で噴出させる。 同時に吸引口から吸引する仕組みになっている。 高温水によるスチームのジェット噴射が特徴で、微生物を殺菌するメリットがある。 反面、高温によりカーペットを縮ませる場合もある。
カーペットスイーパー ●カーペットスイーパー
カーペット繊維の表面に付着したゴミやホコリを掃き取る為の器具。 押し引きで回転するブラシが内部にゴミを受け入れる構造になっている。 通常の床にも使用できる。
大型のスイーパーでは自走式のタイプもある。
パウダーマシン ●パウダーマシン
カーペットのパウダークリーニング用の機械で、洗剤成分のパウダーをカーペットに散布した後、パウダーマシンをカーペット上に動かすことにより汚れをパウダーに付着させる。 広い面積のカーペットを迅速に作業するのに適している。
繊維パッド ●カーペット用繊維パッド
カーペット用のポリッシャーに装着し、カーペットのホコリや塵をパッドに擦りつけて除去する方法で使用する。 パッドとカーペット面はスプレーなどで洗剤を噴霧し湿らせて使う。 別に床のツヤ出し用の綿パッドもある。
軽い汚れのクリーニングに適している。
カーペットブラシ ●カーペットブラシ
カーペット用のポリッシャーでは届かない細部の洗浄に使用するハンドブラシ。
毛は柔らかい塩化ビニルが多く、カーペットを傷めずに起泡とブラッシングが行える。
しみとりブラシ ●しみとりブラシ
カーペットのしみ取りに使うブラシで、毛先に微妙な力加減ができる形状となっている。 
シミに洗剤を塗布してタオルや布をのせ、このブラシで叩くようにしてシミを布に移し取る。 カーペットの起毛にも使用する。

清掃用機械

送風機 ●送風機
床面洗浄作業等に使用する扇風機。 表面洗浄後の床面乾燥や床維持剤塗布後の床面乾燥で、乾燥速度を早める。
強力な風で強制的に乾燥させるので、ホコリを巻き上げたり物を飛ばすことがある。
ジェットドライヤー ●ジェットドライヤー
カーペット洗浄後などに乾燥時間を短縮させるために使うドライヤー。
床面のみに送風する吹出口になっており、ホコリを巻き上げたり物を飛ばしたりすることが少ない。
ハードフロアーにも使用する。 持ち運びが楽である。
噴霧器 ●噴霧器
床面洗浄や壁面洗浄、消毒作業に使用される。 洗剤や消毒液をまく為の器具で、肩掛けのタイプが多い。
加圧式、電動式がある。
高圧洗浄機 ●高圧洗浄機
耐久性のあるホースを排水管に差し込んで行き、高い水の圧力で排水の詰まりなどを直したり、水の高い圧力により表面洗浄を行う場合に使う。 持ち運びし易いものから大型のコンプレッサーを積んだものまである。
水に洗剤分を混入して高圧噴射するタイプもあり、大きさも電動式のものからエンジン式のものまで様々。
グロスチェッカー ●光沢計(グロスチェッカー)
ハードフロアーの床維持剤(ワックス)の光沢を数値で表示する機械。
フロアーメンテナンスの品質管理を正確に行える。
カーペット汚染度計 ●カーペット汚染度計
カーペットの汚れのレベルを数値で表示する汚れ測定器。
カーペットメンテナンスの品質管理を正確に行える。

清掃小物

ウエス ●ダストクロス・ぞうきん・タオル・ウエス
ホコリや汚れを除去する為の最も基本的な道具であり、あらゆる汚れを拭き取るために広く利用されている。 通常は綿100%のものを使用し、使用頻度や織り方などにより若干使い勝手が変わる。 どんな作業にも最低限必要な道具である。 糊加工された新品のタオルより吸水性のよい古タオルの方が使いやすい場合もある。
金属バケツ ●金属バケツ
雑巾のすすぎ洗い、洗剤の希釈、タバコの吸殻の収集などに使うが、近年ではポリバケツの方が普及している。
業務用洗剤やワックスの18リットル缶の蓋を外し、金属バケツとして使用する場合もある。
缶キャリー ●缶キャリー
缶バケツを据え付け、床面を移動させるための道具で、床面洗浄の際の汚水処理作業などに使い勝手がよく労力の低減になる。
ポリバケツ ●ポリバケツ
金属バケツに代わって普及してきた。 容積などを量れる目盛りがついているものは洗剤の希釈などに便利である。 容量は10リットル~15リットルが多い。
用途は様々で、洗剤の希釈からモップ、雑巾の洗い作業など清掃作業全般に使用される。
ポリペール ●ポリペール
ゴミの収集などに一般に使われる。 貯水用などにも使用される。 容積は40リットル~90リットルと各種ある。
はたき ●チリハライ(はたき)
机上のホコリや壁の塵払いに使用する。 柄の長いものは手の届かない天井や照明器具の清掃などに使える。 払ったホコリは床などに落ちるか浮遊して風により流されるが、静電気を利用して吸い付けるものもある。
ラバーカップ ●ラバーカップ
台所、洗面、浴室などの排水口が詰まったとき使用する。 排水口に穴を塞ぐようにあてて、押し付け、勢いよく引き上げる。 繰り返すと詰まりが直る場合がある。 洋式便器用はゴムの先が細くとがた形状になっている。
脚立 ●脚立
高所作業を行う場合の足場に使用する。 スチール製、アルミ製、木製と高さも各種あるが、使用にあたっては転落事故などに十分注意を払って使用する。 その他、はしごや大規模な場合にはローリングタワーで高所の作業を行うことがある。
ビルメンカート ●ビルメンカート
ビルメンテナンスの清掃に必要な道具や資材を運搬するためのカート。 カートに必要なものすべてを運べるので、移動を伴う清掃作業や大規模なビルの日常清掃などに便利である。
コードリール ●コードリール
ポリッシャー・掃除機など電気機器を使用する作業で、近くに電源がない場合に使用する。 コンセントは4つのものが多く、コードの延長は20~30メートル。 距離が長くなった場合の電気機器の電圧の低下には注意する。
ダストコレクター ●ダストコレクター
ビルメンテナンスのゴミ回収作業に使用される。 ゴミの運搬だけでなく、清掃用具を運ぶためにも使え、日常清掃には便利である。 大きさは小型のものと大型のものがある。
スクレイパー ●スクレイバー(皮すき)
床についた固着物をこそぎ取るのに使用する。 刃先は鋭利な状態になっているものもあるので、専用ケースに収納しておく。 物理的な力が加えやすい。
ノミ ●ノミ
床についた小さな固着物を取ったり、サッシの溝やエレベーターの溝などの細かい隙間の掃除に使う。
大きさは刃の幅が6ミリと9ミリのものが主流。
作業表示板 ●作業表示板
作業場所に一般の人が立ち入らないよう入口などに設置する。 床面洗浄作業中は滑りやすくなり、一般の人の転倒事故が起きないよう目立つ場所に置くようにする。
剥離洗浄作業の時には特に床が滑りやすいので、作業表示板の他にロープやカラーコーンなどで立入を制限する。
計量カップ ●計量カップ
洗剤などの適当な量を計量する。
希釈倍率を正確に測る場合に使用する。
ハンドスプレー ●ハンドスプレー
洗剤などを噴霧するのに使用する。 霧状噴霧と棒状噴霧の調節ができ、ハウスクリーニングやスポットクリーニングになくてはならない道具。
ドライメンテナンスやカーペットのスプレークリーニングなどにも使用する。
簡易ポンプ ●簡易ポンプ
洗剤などを小分けするときに使用する。 電動のものもある。
じょうろ ●じょうろ
広い範囲の散水に用いる。
洗剤を塗布するより散布するほうが早い場合は、じょうろに洗剤を入れて床面に均等に撒くために使う。
ロート ●じょうご(ロート)
スプレーなど口の小さい容器に洗剤等を入れる場合使用する。
通常業務用の洗剤やワックスは18リットル缶などの大きな缶で納入されるため、ボトルに小分けする際には必要になる。
ホースリール ●ホースリール
散水用ホースの持ち運び、使用、収納等に使用する。
洗剤洗浄後の水撒き作業や、広範囲の散水など、清掃に使う用途は様々。
長い距離や高い位置にホースを引く場合には、針金の入った耐圧ホースを使用する。
工具 ●工具
機材の修理等に使用する。
作業中にポリッシャーやバキュームが故障する場合も考えられるので用意しておきたい。 マイナスドライバーは細い溝などの掃除に、ウエスを巻きつけて使用する場合がある。
サンドペーパー ●サンドペーパー
建材に固着した汚れ等を削り取る為に使用する。
汚れと同時に建材に傷をつけるので、注意が必要。(主に1000~1500番の目の細かいものを使用する) トイレなどの衛生器具に使用する場合は耐水サンドペーパーがある。

清掃用装備・保護アイテム

ゴム手袋 ●ゴム手袋
強い洗剤や薬品を使用するとき使用する。 常時使用する洗剤にもアルカリ性や酸性のものが多いので、できる限り着用するようしする。
ゴム長靴 ●ゴム長靴
水分を多く使用する場合に作業者が使用する。 滑り防止のためにも着用に努める。
滑り止めカバー ●滑り止めカバー
床の洗浄時に靴に装着して滑りを防止する。
ハードフロアーの剥離洗浄作業時には装着し、安全を図る。
軍手 ●軍手
怪我を防止するために使用する。 細く複雑な建材や器具には、手にはめてそのまま雑巾として使用することもできる。ブラインドの掃除などに便利。
腰袋 ●腰袋
清掃小物を常に携帯しておくためのポシェット。
工具やスクレイバー、ノミ、ウエス、ブラシ、ハンドパッドなどを携帯して作業を行う。

お掃除講座 サイトマップ

実践・ハウスクリーニング講座

プロの技・ビルクリーニング編

実例!ビルメンテナンス「清掃作業紹介」

お掃除博士!建物清掃 Q&A